ダイビングを始めるまで考えもしなかったこと。
それは、夜の海を潜ること
更には、夜だけでなく夕暮れや日の出、はたまた日付が変わる瞬間も水中にいるというのかだから、冷静に考えれば驚き。
しかし、水中世界に詳しくなってくると夜行性の生物や、明暗による体色変化、夜間に発光するバクテリアと共生する生物は意外と多いもの。
子供のころ釣りへ出かけたとき、「夕方は魚のエサの食いが良いから釣れやすい」と父親が言っていた。
日の入に合わせて潜るサンセットダイビングでは、捕食のため日中は隠れている生物が活発になることも。
海の生物には、陸上生物にはない特有の生態があり、タイミングを合わせて潜れば、それを見ることが出来るのだ。
今回は、24時間ダイビング可能な伊豆大島のお話。
ナイトダイビング
まずは見えない。夜だから。
でも陸上と同じで、「真っ暗」というほどではなく、水中ライトが当たっているところはフツーに見えます。
こんな感じ。
生物相というと、夜行性の甲殻類が見れたり。
日中は隠れている生物が活発に動いていたり。
数が多いと水中で夜光虫を見られることも!
サンセット
釣りではチャンスタイムになる夕まづめ。
夜行性のプランクトンが浮上してくることにより、プランクトン食の魚種は活発になる時間ですね。
時間が経つにつれて水中も薄暗くなってくるので、日中は隠れている生物も捕食活動をはじめます。
先日のサンセットでは、水中を優雅に泳ぐ立派なオスのウミガメも。